2023/06/14 16:10

感染しやすいのは、子供5才以下が中心とされています。飛沫、接触感染が主ですが、糞便にもウイルスが含まれているため、トイレやおむつ交換台等も注意しなければなりません。


ヘルパンギーナや手足口病の発症要因となるウイルスは、エンテロウイルスとされており腸管で増殖されます。
エンテロウイルスは腸管で増殖される総称であり、代表的なウイルスは、ポリオ、コクサッキーA群・B群と呼ばれるものがあります。


ノンエンベロープウイルスとエンベロープウイルス
ウイルスの形状で2種類に分けられ、「膜が無いもの」「膜があるもの」になり、膜があるものが強そうに見えますが、膜無しノンエンベロープウイルスの方が強く、一般的に次亜塩素酸系にしか効果がないと言われています。
エンベロープウイルスは、アルコール消毒液で膜を破壊できるため、効果があると言われています。

また、ノンエンベロープウイルスには、エンテロウイルスが含まれている事が多く、腸管で増殖し糞便にも含まれているため、
トイレ、おむつ交換台における感染に気をつけて下さい。

トイレの個室、おむつ交換台周辺ではジェスパや、レモングリーンDDを活用して下さい。