2023/07/03 10:18

島根県は2日、出雲市内の児童福祉施設で腸管出血性大腸菌O157の集団感染が発生したと発表した。感染したのは幼児ら30人で、6月25日以降、市内で相次いで確認された感染者の接触者。下痢、腹痛などの症状があり同日現在4人が入院しているが、重症者はいないという。県内のO157の集団感染は、2015年に益田市内の高校寮で発生して以来8年ぶり。


腸管出血性大腸菌O157
飲食物の経口感染がほとんどで、主に生肉を使った肉料理等ですが、過去にはサラダや浅漬(白菜きりづけ)による
集団感染も発生しています。

O157は感染力が強く、通常100万個程度の細菌を摂取して食中毒症状を発症するのですが、O157は、100個程度の摂取で発症すると言われています。
また、重症化し死に至ることもあります。

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