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2026/08/19 10:01

インフルエンザといえば「冬に流行する感染症」というイメージがありますが、2026年8月、真夏の埼玉県で気になる動きが出ています。

埼玉県ではインフルエンザの患者報告数が増加し、流行開始の目安とされる「1.00人」を超えました。

今回は、埼玉県や川崎市が公表している感染症情報をもとに、夏のインフルエンザの状況を見てみます。

埼玉県でインフルエンザ「1.09」

埼玉県感染症発生動向調査によると、2026年第32週(8月3日~8月9日)のインフルエンザ定点当たり報告数は1.09人となりました。

インフルエンザは、定点当たり報告数「1.00人」が流行開始の目安とされています。

つまり埼玉県では、真夏の8月に流行開始の目安を超えたことになります。

埼玉県は8月13日、県内医療機関からのインフルエンザ報告数が増えているとして、手洗いや咳エチケットなどの感染予防を呼びかけています。

川崎市でも夏に患者報告が続く

神奈川県川崎市でも、夏に入ってからインフルエンザ患者の報告が確認されています。

川崎市では4月21日以降「非流行期」とされていますが、第30週(7月20日~7月26日)には15人、定点当たり0.25人の患者が報告されています。

さらに、その前の第29週には25人、定点当たり0.41人の患者報告がありました。

川崎市については流行開始の目安を超えている状況ではありません。

しかし、7月下旬という真夏にもインフルエンザ患者が継続して確認されています。

インフルエンザは夏にも感染する?

インフルエンザは冬に大きな流行が起こりやすい感染症ですが、夏だからインフルエンザウイルスがいなくなるわけではありません。

実際に今回の埼玉県のように、真夏でも地域によって患者報告が増加することがあります。

発熱、咳、のどの痛み、倦怠感などがある場合も、「夏だからインフルエンザではない」と決めつけないことが大切です。

お盆期間の感染症データには注意

今後の感染症データを見る際に注意したいのが、お盆休みの影響です。

お盆期間中は休診する医療機関が増えるため、通常の週と比べて受診者数や患者報告数が少なくなる可能性があります。

そのため、お盆を含む週の報告数が減少しても、それだけで感染そのものが減ったとは判断しにくいところがあります。

1週間だけの数字ではなく、お盆前後を含めた数週間の推移を見る必要がありそうです。

お盆明けのインフルエンザ動向にも注目

お盆休みには帰省や旅行、イベントなどで、多くの人が普段とは異なる地域へ移動します。

そして、お盆休みが終わると学校や職場など、普段の生活へ戻っていきます。

現在、全国的にインフルエンザが大流行しているという状況ではありません。

一方で、埼玉県では真夏に流行開始の目安を超え、川崎市でも患者報告が続いています。

「インフルエンザ=冬だけの感染症」と考えず、今後の推移にも注目しておきたいところです。

当ブログでは今後も、自治体などが公表する情報を確認しながら、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、食中毒など、身近な感染症情報を紹介していきます。

【参考情報】

埼玉県「感染症発生動向調査 2026年」
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/srv2026.html

川崎市「インフルエンザ発生状況」
https://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-6-1-0-0-0-0.html